★(ぜひ見てほしい!)
感想:この映画って言ってしまえば、40分くらいがクライマックスのシーンまでのタメという、ディズニーシーのタワーオブテラーみたいな映画である。 45分の短めの映画で、非常に現実にそくした話。青臭い少年と、それになんとなく惹かれていくダメ女という最…
概要:ある朝のこと。神社の娘で悩める17歳の宮水三葉は「自分は昨日とてもおかしかった」と言われた。ノートにも「お前は誰だ?」と書かれている。祖母と父の不仲だったり、神事で口噛酒を奉納した姿を同級生になじられたりと心にダメージを負う事も多く、…
概要:リコーダーがまったく吹けないのび太は音楽の授業が憂鬱で仕方なく、「あらかじめ日記」を悪用して「今日は音楽がなかった」と書いてしまう。「音楽の授業がない」という意味で書いたものだったのだが、世界中から音楽が喪失してしまった。のび太はド…
概要:日照量の少ない漁港町「日無し町」には、「音楽を好み日光を嫌う人食い人魚」の伝説がある。鬱屈した日常を送る少年「足元カイ」は、その人魚の影を見た気がして、クラスメイトのバンドに参加する。そして彼は実際に、人魚が音楽を歌いながら踊る姿を…
概要:ドラえもんの首につけている鈴が不調であり、これを修理するべく22世紀の「ひみつ道具博物館」へと行くことになる。そこで友達になる少年、そして起きる事件、ドラえもんが安物の鈴にこだわる本当の理由とは…。感想:原作再現度が高いのが月面なら、こ…
概要:「異説クラブメンバーズバッジ」を使い、月に世界を作ったのび太。しかしそこには先住民がいた。感想:のび太の恐竜2006(これ自体は佳作程度だったと思う)で新ドラ映画にすっかり失望して十数年後。新ドラを見てみるかと評判のいいこれを「どうせクレ…
概要:漫画「SLAM DUNK」の山王戦を、リョータと三井のエピソードをメインにしてリメイクして映像化した作品。感想:原作者監督の元、妥協なしで作り上げられた3Dアニメーション。しかも単なる3Dではなく、井上雄彦のイラストがそのままぬるぬると動く。 観…
概要:秩父の小さな町に暮らす「あおい」は、13年前に小さいころにミュージシャンにあこがれて街を飛び出した「しんの」に言われてベースを弾く跳ねっ返りの娘で、幼い自分を養育するために自由を奪ってしまった姉「あかね」に申し訳なさを抱いていた。ある…
概要:小学生の頃、疎外感を共有できた転校生同士で真摯な恋をはぐくんだ2人のその後と偶然の再会までを描く。 備考:ラストシーンの演出は「海がきこえる」のラストにも通じるところがある。時代を比較すると面白いかもしれない。 感想:はっきり言ってしま…
概要:緑 真面目な概要:「雲の王国」で登場したキー坊の原作エピソードを軸にした、新ドラ初の完全オリジナル映画。感想:これに関してはマジで一度見てほしい。Tierでオタクが緑という専用ランクを作るほどの出来だが、凡作とか駄作じゃなくて「壮大に何も…
概要:作画崩壊感想:まずひとつ言っておくと、「作画崩壊していなければ面白い」というのは大嘘。多分作品を見る目が俺以上にあてにならないか、見てないけど知った風な口をききたいかの二択。俺自身が「ロボットものや超人ものをまったく好まない」という…
概要:貧乏だがすさまじいピアノの才能を持ちピアノを楽しんで弾く少年と、ピアニストになるための英才教育を受ける少年、そして事故でピアノを弾けなくなった元・天才ピアニストの織り成す物語。感想:まったく期待することなく何気なく見て、そして足元で…
概要:「のび太の宇宙小戦争」のわさドラ版リメイク。 感想:単純なリメイクというよりも現代の倫理観に合わせてリモデルされた物語なのだが、「正義の軍隊による単純な勧善懲悪」の性格が強かった旧版に比して、新版はドラコルルの「有能な将軍」としての性…
概要:独裁政権に乗っ取られたピリカ星の大統領、パピと知り合った5人は政権を取り戻す戦いへ身を投じる。感想:「スモールライトの効果が切れた」というのはちょっと反則感が強いが、「悪い独裁政権をやっつける」という分かりやすいプロットで悪者相手にに…
概要:地に足をつけて暮らす種族の少年と、地下に住まい空へ向けて落ちていく種族の少女のボーイ・ミーツ・ガール。感想:これは「アニメーションでしか描けない作品」。要はロックビルの神殿の表裏がひとつの物語を作ってる感じ(あれは特に理由もなく上下が…
概要:恐竜の卵を発掘して孵化させたフタバスズキリュウの「ピースケ」との一時の友情と離別の物語。 感想:これが劇場版第一弾なんだからすごい。この約15年後に大ブレイクを果たす「ポケットモンスター(アニメ)」シリーズの先駆けみたいな話で、ペットと心…
非常に端的に:男勝りなおてんば娘が時間を跳躍する力を手に入れ、友情の終わりと恋愛の始まりを自覚していく。 感想:「傑作」。この一語に尽きる。 音楽の演出が素晴らしい上に、冒頭の「行くよー!」がラストシーンのセリフで使われている。こういう演出…
非常に端的に:劣等感を抱いていた弟分、鉄雄が過ぎた力を手に入れて世界を破壊して回り、兄貴分の金田と大喧嘩する感想:毒々しさにあふれた「魔作」なので一度はぜひ見てほしい。後悔はしないだろう。原作も面白くて、この原作の作画はジョジョの荒木飛呂…
非常に端的に:「底抜けに前向きな乙女に片恋するナード系の男の恋」を軸にした群像劇風の物語。 あらすじ:大まかに分けて4つのパートに分かれる。結婚式に出席した帰りに横丁で様々な人と知り合うパート、古本市で彼女の愛読書を入手するパート、「ゲリラ…