1日1本のアニメ映画を要求する!

嫌いな小説は森絵都の「カラフル」

新海誠

200.言の葉の庭 S★

感想:この映画って言ってしまえば、40分くらいがクライマックスのシーンまでのタメという、ディズニーシーのタワーオブテラーみたいな映画である。 45分の短めの映画で、非常に現実にそくした話。青臭い少年と、それになんとなく惹かれていくダメ女という最…

191.君の名は。 S★

概要:ある朝のこと。神社の娘で悩める17歳の宮水三葉は「自分は昨日とてもおかしかった」と言われた。ノートにも「お前は誰だ?」と書かれている。祖母と父の不仲だったり、神事で口噛酒を奉納した姿を同級生になじられたりと心にダメージを負う事も多く、…

185.雲のむこう、約束の場所 C

感想:初見のときはだいぶ衝撃を受けたものだが、「君の名は。」とかで完全にブラッシュアップされた作品を見た後だとどうしても陳腐に見えるというか、そこに至る前段階、ラピュタと「死の翼アルバトロス」みたいな関係だと思う。 BGMのすばらしさやクライ…

135.だれかのまなざし D

概要:ちょっと近未来SF感がある世界で、死期の迫った猫の視点から、非常に平凡な一人の女の子とその父親の、うまくいかない中を懸命に生きている煤けた日常を描く。感想:7分弱の短い動画。新海誠の文章は、端的で淡々としていて、それでいて情緒深い。比喩…

101.天気の子 B

概要:晴れ間を呼び込む超能力を持った女の子と家出少年の織り成す、ひと夏の出会いと奇跡の物語。感想:この作品はいわゆる「セカイ系(ここでは「90年代~00年代前半にオタク界隈で人気を博した、ヒロインと世界の二者択一もの」という意味)」で、この要素…

100.秒速5センチメートル S★

概要:小学生の頃、疎外感を共有できた転校生同士で真摯な恋をはぐくんだ2人のその後と偶然の再会までを描く。 備考:ラストシーンの演出は「海がきこえる」のラストにも通じるところがある。時代を比較すると面白いかもしれない。 感想:はっきり言ってしま…