1日1本のアニメ映画を要求する!

嫌いな小説は森絵都の「カラフル」

2.天空の城ラピュタ A

1986年 宮崎駿
非常に端的に:鉱山で働く少年パズーと空から落ちてきた少女シータが、空にあるという島「ラピュタ」を求める冒険映画。

感想:いわゆる「大人が楽しめる子供向けアニメ」で、非常にわかりやすいボーイ・ミーツ・ガール。金曜ロードショーでたびたび再放送が行われており、知名度は非常に高い。いわゆる「すべてが名シーン」の典型例ともいえる映画なので実況が非常に盛り上がり、2010年代には滅びの呪文「バルス!」のシーンで2ちゃんねるツイッターのサーバーがパンクすることがしばしばあった。ナウシカの弱点であった専門用語の多さを完全に解決しており、煩雑な設定を知らなくてもすべてを楽しめる。
カリ城ナウシカで耕した土壌に蒔かれた種とでもいうべきもので、この作品が後のアニメ映画に与えた影響は非常に大きい。現代でも「ジブリと言えばこれ」「アニメ映画と言えばこれ」というほどの知名度と人気を誇る作品。