1日1本のアニメ映画を要求する!

嫌いな小説は森絵都の「カラフル」

6.平成狸合戦ぽんぽこ D

非常に端的に:当時多かった社会批判系のアニメ。
あらすじ:昭和40年代。多摩丘陵の宅地開発により住処を破壊されたタヌキたちは、開発を阻止するべく力を合わせることになる。しかし生来のん気者であるタヌキたちの抵抗では、開発をまったく阻止できなかった。四国から名のあるタヌキとして招聘した3匹の古狸の肝煎りで行った「妖怪大作戦」も人間たちには単なるアトラクションにしか見えず、挙句開発中の遊園地の宣伝だったと手柄を横取りされてしまう始末。次第に抵抗は無意味だとあきらめムードになっていくタヌキたち。人間を殺せと主張していた強硬派たちは命を落とし、古狸も1匹は命を落として1匹は抵抗をあきらめて踊念仏の教祖になって集団自決。敗北したタヌキたちは自然の残る場所に移り住んだり、人間の社会で化けて適応して暮らしすようになった。

感想:正直全然好きじゃない作品。いわゆる当時多かった社会批判系のアニメで、ドラえもんアニマルプラネットや雲の王国なんかが分かりやすい例。多摩の取水塔みたいな地元民だと「あ、ここかぁ!」ってなるところが結構多い。それだけ。