非常に端的に:連続殺人に警察上層部が絡んでいる!?さらに蘭が記憶を失った!
感想:壮大に「ニード・ノット・トゥ・ノウ」の風呂敷を広げた割には畳めてないなぁ感はある。ただ逆にこれがレッドヘリングのように機能していて面白い。さらに蘭にデバフがかかる初めての作品でもある。だからこそ最後の「思い出したわ、何もかも!」からの空手アクションがすごい爽快感。
ただトリック自体は分かりやすいのだが、本筋の事件の動機がしょうもなく、そのくせ元軍人か何かかお前はというすさまじい装備でのチェイスシーンがたっぷりとられていて…やっぱ摩天楼と標的の熱狂を知っている世代だと少し格は落ちてしまう。
地元民(つっても親戚の家なんだけど)トークをひとつ。冒頭に出てくるジェットコースターは志摩スペイン村の「ピレネー」まんまである。めちゃくちゃ面白いコースター、というか他に見るものがないので、あそこに初めていったときは15,6回乗ったんだっけな。最後の方は係員に顔パスだった。