非常に端的に:この世界(一ノ国)と表裏になっている「二ノ国」に行ってしまった大親友が、訣別したり仲直りしたりして悪い騎士を倒し、恋人(お姫様)を救う。
感想:ゲームの映画化でいいのかな?ゲームはこの時期はもうすっかり実況すら見なくなってしまったから…映画見た感じ、2つの国のシンクロした部分を直しながら進めていくっていうゼルダの時空の章みたいなゲームなのかな?だいぶ違う?で、最後にどんでん返しが一応待ち受けている。
まぁなんか…設定語り自体は短めかつ分かりやすいのだが、見てる分には説明がいちいち挟まってクエスチョンマークが頭に浮かぶ。「つまらなくはないが起伏もない」って感じの平平凡凡な話で、これがたぶん声優の芸能人とかで集客した感じなのかしら。
ヒロインが通り魔に刺されるというショッキングな始まり方から、現実にわずかに似たドラクエ風ファンタジーの世界に来てあれやこれやをするというもの。もう少しリモデリングしたら、世間一般の人が「なろう系」にイメージする・求めているもの(あるいはそういうのを参考にしたのか?)をかなり丁寧に作った感じになるだろう。
ただ実際のなろう系って単なるポルノライクな物語で、それを愛好する人ってぶっちゃけポルノ愛好家とさほど変わらないので、そこに焦点を合わせる意味がない。これは娯楽映画じゃなくて、コンテンツのひとつという位置づけの映画なのだろう。