概要:のび太たちは夏休みに海底散歩に出かけるが、そこには海底の国「ムー連邦」と、すでに滅びたが迎撃システムだけが動き続けている「アトランティス王国」が存在していた。
感想:前半の海底散歩の部分は愉快なのだが、起伏を作るために後半がだいぶぐちゃぐちゃになってる感は否めない。バギーちゃんの自己犠牲も正直あれくらいやってくれなきゃ単に憎たらしいだけのポンコツだもんね…リメイクとか難しいのかなぁ。あと導入の宿題のパート別に要らんだろう…。
ただ海底散歩の部分は本当に子供心をくすぐるし、4人が最初から和気藹々としているのはのぶ代中期~現代のドラえもんでも結構珍しい。そういう資料的な面白さはあるかな。個人的にはここで一旦のぶ代ドラ映画を区切っていいと思う。つまりしずかちゃんがまだまだ勝ち気な部分のある女の子で、やさしさ10割で動くヒロインではなかった頃である。