概要:時空を渡るポケモン、セレビィによってタイムスリップした少年、ユキナリと友情をはぐくんだサトシ。実はこのユキナリ少年の正体は…。
感想:確か劇場版でカットされてたシーンがある。それがオーキド博士が何かを予感するシーンと、話が終わった後の懐かしむシーン。つまりユキナリ少年の正体は幼少期のオーキド博士で、サトシとオーキド博士は『時を超えた遭遇』を果たしていた、という美しいタイトル回収があるのだ。でもこれがカットされてた記憶がある。今でこそ有名なんだけど、当時は確かテレビSPでノーカット版が初めて放送されたとかじゃなかったかなぁ、もうよく覚えてないや。
話としては、その後脈々と続く「伝説のポケモンと仲を深めて、悪役がそれを暴走させて、やっつけてハッピーエンド」の系譜なので特にいうべきことはない。ぶっちゃけ個性が本当にものすごく弱いポケモンなので、そろそろセレビィを一般ポケモン枠で解禁してあげろよと思う。
この映画のいいところはとにかく音楽が素晴らしい点で、藤井フミヤの「明日天気にしておくれ」や、短編の方のホワイトベリーの「かくれんぼ」は四半世紀経っても褪せない名曲だと思う。ホワイトベリーのポケモンのテーマはまぁあの…色々あったけどね。