1日1本のアニメ映画を要求する!

嫌いな小説は森絵都の「カラフル」

97.ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム D

概要:Wikipediaの記事が珍しく端的にまとめてある。お手本にしよう!

備考:ゼクロムとレシラムは同じストーリーのゲストポケモンが一部違い、左右反転も行われている。

 

感想:開幕10分で居眠りしてた。ほんとにそのレベルでつまらない。「夜更かしのお面」とか持ってこなきゃダメなレベル。見どころがない。断言するけど「緑の巨人伝」見てた方が話せる相手が増えるので絶対有意義。

このように話自体がポケモンということを差っ引いても心底つまらないのに、何を思ってこの映画をこんな仕様にしたのか?「エンドレスエイト」とかもそうなんだけど、同じことを繰り返すってのは自分のペースで飛ばすことができる小説やサウンドノベルだから許される演出であって、スキップ不可能な映像という媒体でやるべきことじゃない。そもそも「カリオストロの城」並に面白くても、同じ映画を2,3回見るってのは抵抗がある人の方が多いのだ。コンテンツのめちゃくちゃな暴走や迷走を感じる。

しかもこの話の最悪なところは、レシゼクを個別の映画として2つにカウントするネタが絶対に出てくる点。たとえば「つまらない映画を3つ決めよう」という話の際に「ケルディオ、レシラム、ゼクロム」で3つが埋まって、本当の意味での第3位が決められない。話題を狭めるし、辻実況やエモドラン実況みたいなことをしづらいのである。

BW編自体が急激な路線変更や実験的な内容で「おげぇ」ってなるの多かったしねぇ。映画業界はこのレシゼクの蛮行から何かを学ぶべきだろう。