1日1本のアニメ映画を要求する!

嫌いな小説は森絵都の「カラフル」

109.未来のミライ E

概要:新生児の妹「未来」に嫉妬した4歳児の「くんちゃん」が、不思議なお姉さんと出会ったり、不思議な空間に迷い込んだりする。

 

感想:ハンターハンターで、ヒソカが「キルアを殺しちゃおうかな」と冗談を飛ばしてイルミにブチギレられるシーンがあったでしょう。あのイルミの顔みたいになりながら視聴してました。それくらい生理的に不快な映画でした。

逆に言えば、これを軽々と越えていくおもひでぽろぽろはなんなんだろうか…。

 

SNSというのもすっかり接さなくなったんだけど、赤の他人のソシャゲのガチャ報告や政治的意見やゲームの戦力自慢やペット自慢よりどうでもいいものが「そいつの家族の話」である。奥さんや親世代にうんざりする話もどうでもいいんだけど、それ以上にどうでもいいのが「子供が大切だ」っていうやつ。

結婚できる程度の社会性があるんだったら、子供が大切ってぶっちゃけ誰だって当たり前なんだよ。ある程度の知能がある哺乳類なら子供は大切なんだ、サルやウマがSNSやってても同じことを言うんだよ。そしてフォロワーの数が命である彼らがなにか興味深いことを言うとも思えないというか、むしろ己に社会性があることをアピールしているようにしか見えないのだ。ごくごく当たり前である子供の話より、そいつの家から見える夕日の画像の方がよほど有意義じゃないか。

そういう「リンゴは手を離すと地面に向かって落ちる」くらい当たり前のことを、わざわざ金払った映画で2時間近くかけて見せられるんだぜ?こっちが金もらわなきゃ割に合わんでしょ。